Apache DeltaSpike 0.1 リリース

Apache DeltaSpikeプロジェクトは、CDI機能拡張のモジュール群をコミュニティベースで開発をしています。DeltaSpikeは昨年の12月に活動を開始してから非常に活発に活動をしています。このDeltaSpikeから2月12日にApache DeltaSpike 0.1がリリースされました。

0.1のリリースファイルはGitHubで公開されています。

リリースノートはこちら。

DeltaSpikeは、現在、CDIの共通基盤となる機能を中心に作業しています。今回のバージョン0.1ではSeam 3.1に含まれるSolderとApache MyFaces OCDIの中からコアとなるものが取り出され、DeltaSpikeパッケージのモジュールとしてまとめられています。

リリースノートによると0.1の主な機能は次のようになります。

ざっと眺めてみたところ、Seam Solderの機能は@Exclude(Solderでは@Vetoに相当)、AnnotatedTypeBuilder、annotation literalsくらいでしょうか。その他は、Apache MyFaces OCDIから来ているようです。DeltaSpikeに取り込む機能のランキングは以下のページにまとめられています。

このブログでは、Seam Solderの機能紹介をしようと考えていましたが、方針を変更して、DeltaSpikeの新機能の紹介をしていこうと思います。方針を変更した理由は、DeltaSpikeの実装ではSeam Solderの機能をそのまま取り込むのではなく、@Vetoの例のようにアノテーションの名前が変更されたり、プロジェクトでの議論の結果、コンセプト自身が変更されたりすることもありそうだからです。つまり、これからSolderの機能を紹介しても、それはDeltaSpikeでそのまま使えるとは限らない。それならば、むしろ未来に向かっているDeltaSpikeを調べた方がよい、という考えです。

DeltaSpikeはデファクト標準になることを目標としたプロジェクトですので、このプロジェクトの成果は今後のCDIプログラミングに大きな影響がありそうです。DeltaSpikeのメーリングリストでの議論は非常に活発です。DeltaSpikeの実装は0.2、0.3、…と順次公開され、その中にSeam Solderの成果もどんどん取り込まれていくでしょう。このブログでは、Seam Solderについては、DeltaSpikeの成果に関連しているものについて一緒に紹介していくつもりです。

参考:Seamの今後についての発表 – DeltaSpikeプロジェクト誕生の理由

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